■2006.12.02 J'sGOAL 神戸戦試合後コメントより
Q:試合出場は無かったが、セレモニーでたくさんのサポーターから声をかけられた気持ちは?

「改めてこのサポーターに支えられたなという感じで、すごく励みになりました。
これからのチーム探しにつながる声援だと思います。
まだまだ僕は他のチームでも現役を続けるつもりですが、仙台のことはこれからも、
パソコンとかで意識して情報を集めるようにしていきますので、
これからもベガルタ仙台を支えていってほしいなと思います」

Q:4年間での仙台在籍で、改めて思い出を振り返ると?

「最初はケガで始まってしまって、最後もこうやって自分のミスから、チームも下降になってしまって。
改めてサポーターの方に申し訳ないなという気持ちです」

Q:記憶に残る「思い出のゲーム」は?

「今年で言えば、アウェイの神戸戦です(4月1日の第6節)。
自分の中でもすごくのっていた試合で、ベストゲームだったと思います」

■2006.11.29 サンスポ東北版より
守護神・高桑「歯がゆい…」4選手にも戦力外通告

サンタナ監督の解任が決まったこの日、GK高桑、FW大柴克友(33)、MF村上和弘(25)、MF村松潤(24)の
4選手が非情の戦力外通告を受けた。その代表格が仙台の守護神として大活躍したGK高桑だ。

「ビックリ? そうですね。でもプロなんでしかたない。ただ歯がゆい気持ちでいっぱい…」

高桑がこう語り、肩を落とした。2003(平成15)年。当時J1だった仙台に移籍。
J2降格年の04年から正GKとして君臨した。
今季も順調なシーズンを送り、J1復帰を実現させるはずだったが7月12日の東京V戦(仙台)ですべてが狂った。

相手GKに“90メートル弾”を決められる世紀の大チョンボで、レギュラーの座を奪われたのだ。
「1度のミスでこうなるとは…」と、それから1度も試合に出場することなく仙台を去る。

仙台サポーターには、「恩返しができずに去ることは残念で悔しい」と悲願のJ1復帰を達成できなかったことを悔やんだ。
今後については「来季は(他球団も)GKが激しく移動するし、自分にもチャンスはある」と現役続行に意欲を示した。

また、3年間の在籍で20得点を決めた大柴は「自分はできると思っても評価するのは周りですから…。
これから移籍先を探します」と、こちらも現役続行を希望した。

6年間在籍し、J1初昇格もJ2降格も体験したMF村上もチームを去る。
「仙台には感謝している。残念だがしかたない」とポツリ。
これで03年のMF森保一(38)以来、4年連続で主将が退団することになった。

■2006.11.29 サンスポ東北版より
高桑“仙台愛”正GK奪取で「来季も残って恩返ししたい」

J2ベガルタ仙台のGK高桑大二朗(33)が6日、来季も仙台でのプレーを切望し“仙台愛”を強調した。
今季は途中から控え組に甘んじているが、一昨年、昨年と2年連続で守護神として正GKに君臨。
それだけに「やり残したことがある…」と、残りの選手生活を仙台にささげる決意を示した。

控え組ながら大きな声でDF陣を鼓舞、身ぶり手ぶりで選手に指示を飛ばす。
GK高桑の鋭い視線が、ピッチ全体をとらえていた。

「来季も…自分の気持ちとしては仙台に残りたいですね。できれば、ですね」

吹っ切れた表情で高桑が説明した。サンタナ監督に早々と続投要請が出され、
今後は主力選手の来季動向が気になるところだが、33歳のベテラン高桑が来季も仙台でのプレーを熱望した。

もちろん、それには理由がある。7月12日の東京V戦(仙台)。
それまで全試合に出場していたがこの試合の後半19分、相手GKに“約90メートル”の直接FKを決められてしまった。
目の前でボールがイレギュラーし、ゴールに吸い込まれ、呆然(ぼうぜん)と立ちつくす高桑。
試合も1−2で敗戦…、突然の悪夢だ。その後、正GKの座を小針に譲った。

「あんなチョンボで代えられて…このまま黙って引き下がるつもりはまったくないから」と高桑は言う。
一昨年は開幕戦で途中出場し、その後全44試合に出場。昨年は開幕戦以外の43試合に出場した。
レギュラーGKは高桑だった。

2003(平成15)年のシーズン、当時J1だった仙台に移籍した。だが残念ながらその年にJ2降格。
その後の2年間、J1復帰に失敗した。
今年こそ…の気持ちが強かった高桑だけに、あのボーンヘッドは何よりも痛かったはずだ。

「(お世話になった仙台に)恩返しが何もできていないから…」

高桑の素直な気持ちだった。J1復帰を果たすまでは、仙台を離れる気持ちはまったくない。
そこに見えたのはまさに“仙台愛”。控え組に回った今でも、その気持ちに寸分の狂いもない。

■2006.07.11 サンスポ東北版より
仙台GK高桑、3試合連続0封へ手応えあり!


J2ベガルタ仙台は10日、泉サッカー場で守備フォーメーションを中心に調整し、GK高桑大二朗(32)が
声で最終ラインを統率するなど守備陣をリードした。
2試合連続無失点で「信頼感が出てきた」と手応えを感じ始めた守護神が、12日の東京ヴェルディ戦(ユアスタ仙台)
は負けられない一戦と位置づけ、後半戦の好スタートを誓った。

ピッチに守護神・高桑の叫び声が響き渡った。その声に呼応するように最終ラインと3ボランチがポジショニングする。
一時崩れかけた守備陣が立ち直っているような連帯感がある。

「今は自分の仕事がないくらいに楽です。信頼感が出てきたというか、守備陣に気迫が感じられますね」

高桑が笑顔で説明。この日の守備フォーメーション確認でも、控え組に決定的シーンをまったく作らせなかった。

2試合連続無失点。高桑によれば一番よくなったのは、ずばりラインコントロール。
「高くしようという意識がある」の証言通りに高くなり、その高い位置から攻撃に反転できてくる。
当然チーム全体のリズムもよくなったというのだ。

同じことをサンタナ監督も感じている。基本的には後半戦も戦い方は変えないと前置きした上で
「第2クール序盤で目立ったミスをなくしていきたい」と後半戦への課題を口にした。
ただ、ここ2試合の試合展開に希望を感じ、「良くない状態は脱出している」と手応えをつかみ取った。

第2クール序盤でのミス…とは、指揮官自らが命名した“ベガルタシンドローム”。
終了間際に追いつかれてドローになったゲームが2試合連続(5月3日の札幌戦と同6日の湘南戦)した。
第2クールは勝ち点19で終わったが、指揮官は「最低でも22は取れた…」と悔しがった。
後半戦は各クールで勝ち点22を上積みし、勝ち点87が現時点での一つのラインとなる。

「ヴェルディ戦は何が何でも勝つという気持ちです。もちろん0封で。
第2クールは最悪でしたが、第3クールはスタートダッシュが大事」

高桑が決意を込めた。前回対戦(6月7日、国立)ではPKを2度セーブしながら“やり直し判定”で
0-2の苦杯をなめたが、早くもリベンジチャンスが到来した。スタートダッシュの成否はヴェルディ粉砕にかかってくる。
守護神が3試合連続“0封”を誓った。

■2006.07.12 東京V戦後コメント
「自分のミスで失点してしまってから…流れが良かった時にああいう失点をしてしまって、
自分の中でもすごく反省していますし、やってはいけないことだと思うので、
今後こういうことのないように切り替えていくということです。
でも前半から、相手のペースに合わせてしまって、全体的にミスが多かったのも事実だし、
やはりホームということなのにこういうゲームをしてしまうということは、全体的に良くなかったのかなと思います」

−2失点目は、どういう状況でああいうことになってしまった?

「ディフェンスにボールが来た時に、マイボールだったし、昇平(池田)もフリーだったので、
自分が『オッケー』って声をかけました。その時に、ボールが思った以上に跳ねてしまって、
ああいう失点をしてしまったということで、本当に申し訳ないです」

■2006.07.03 サンスポ東北版より
「集中していた」高桑、自信戻った

仙台のGK高桑が後半31分の水戸CKからヘッドで合わせられた決定的なピンチを好セーブするなど
5試合ぶりの“0封”とした。
「はじめから集中していた。我慢していこうという感じだった。次は勢いがある神戸が相手だが、心配はしていない」と
いいきった。この日の無失点勝利が、ただの1勝ではなく、自信と信頼を取り戻せるゲームになったようだ。

■2006.06.28 サンスポ東北版より
仙台GK高桑、ハイボール対応は伊代表ブッフォンに学ぶ

J2ベガルタ仙台は27日、泉パークタウンでフィジカル中心に調整し、GK高桑大二朗(32)が無失点へ
ハイボールのキャッチングを中心に取り組んだ。
ドイツW杯ではイタリアGKブッフォン(28)らの“判断力”から多くを学んだ守護神が、まずはJ2のNo.1GKを目指す。
ここ4試合連続で失点中だが、第2クール残り2試合を“0封”、いい流れで後半へと考えている。

うっとうしい曇り空を1メートル90の長身が切り裂いた。
ハイボールのキャッチング練習でGK高桑が高い位置でパンチング。
ここ4試合連続で失点中の悪い流れを変えたいという守護神の気合が見えた。

「ミーティングはしているんだが…」と前置きした上で、高桑はここ数試合の失点について、
ノーマークで打たれるシュートが多すぎることが問題だとした。
前節24日の山形戦(仙台)でもノーマークだったDF内山にヘッドで先制された。
もちろん、高桑自身も自らの技術向上に真剣に取り組んでいる。

「(イタリアの)ブッフォン、(オランダの)ファンデルサールらは自分と体格も似ているし参考になります。特に判断力です」

日本は敗れたもののドイツW杯は決勝トーナメントの真っ最中。GKの高い技術を高桑は注視していた。
たとえばスルーパス、ロングボールへの対応でも“前に出る、出ない”を一瞬で判断。
経験でしか培われない、このテクニックを今後の試合で参考にし、J2のNo.1を目指す。

「両サイドバックの押し上げなど、もっと工夫が必要だと思う」

高桑の決意だ。低調気味のチームに弾みをつける意味で必要なことは“0封”勝利。
守護神は第2クール残りの2試合を絶対に無失点で終えるつもりだ。

■2006.06.25 サンスポ東北版より
GK高桑、気迫のセーブ!

仙台のGK高桑がゴールを死守。16本打たれたシュートのうち、前半6分のセットプレーでの失点以外、
すべてシャットアウトと気迫に満ちたセービングを見せた。
「相手も研究してきていることはわかるが…何かきっかけを作って、元の強い仙台に戻りたいですね」とポツリ。
最後尾から全体を見る守護神が、ブラジル人トリオへのマークが厳しくなり得点能力が落ちている現実を憂慮していた。

■2006.06.22 サンスポ東北版より
第2の故郷で高桑好セーブ 

GK高桑が愛媛の強烈シュートを何本も好セーブし、3試合ぶりの勝利に貢献した。
少年時代(小学6年〜中学2年)を過ごしたという第2の故郷・松山での勝利。
試合後は足を引きずりながらピッチを後にしたが
「足は大丈夫。(松山の)友人や知人が(約束通り)見に来てくれましたよ」と笑顔を見せていた。

■2006.06.21 サンスポ東北版より
GK高桑、0封でチームに勢いつける

GK高桑がミニゲームで好セーブを連発するなど、動きの良さを見せた。
「調子はいいし、チームの雰囲気もいい。ロペスの復帰はやはり大きい。
下位チームに取りこぼさないことが大事だし、勝たないといけない」とキッパリ。
2試合連続での2失点負けはベテラン守護神のプライドを大きく傷つけた。回復への“特効薬”は無失点勝利しかない。

■2006.06.18 サンスポ東北版より
高桑、恥ずかしい先制点ミス…

GK高桑が前半15分の失点を悔やんだ。
「あれは自分のミスです…。GKにとってニアサイド(ボールに近い側)に決められることは恥ずかしいこと。
止めなければいけない失点でした」とションボリ。この失点がなければ、後半は前がかりに攻撃する必要もなくなり、
試合展開も大きく変わった可能性もあっただけに、悔やみきれない失点だ。

■2006.06.16 河北新報より
意気込むGK高桑 コーチングで守備陣けん引

センターバックが池田と渡辺に入れ替わる札幌戦。新しい顔ぶれになる守備陣を高桑が的確なコーチングで引っ張る。
「今日の練習で問題点も分かってきた。試合でははっきりと指示を出す」と意気込みを見せる。

 15日の紅白戦で主力組は控え組に大苦戦した。
センターバックがサイドに引っ張られて中央にスペースができていたり、マークの受け渡しがはっきりしなかったりと、
守備の連係がうまくいかず、失点を重ねた。

 「本番でなくてよかった。今日のままでは点を入れられてしまう」と高桑。
自身についても、「つぶしに行かせるのかどうかやラインの上げ下げなど、指示に多少迷いもあった」と
反省の言葉も口をついて出た。

 だからこそ、試合での的確なコーチングを目指す。
「まだ時間もあるので、(千葉)直樹も交えて話し合って連係面をしっかり確認し、いい指示を出せるようにしたい」と
言う。

 コンディションは良い。7日の東京V戦では取り消されたとはいえPKを2度防ぐほど動きに切れがあり、
読みもさえている。開催中のワールドカップも刺激になり、モチベーションは高い。
日本―オーストラリア戦でGK川口のミスから同点に追いつかれ、逆転負けを喫したことを例に挙げ、
「GKは1つのミスで流れを変えてしまうポジション。気を引き締めていきたい」と話した。

■2006.06.15 サンスポ東北版より
GK高桑、新DFコンビと連係確認

仙台のGK高桑が今節の札幌戦(仙台)でスタメン出場するDF池田&DF渡辺のフレッシュなセンターバックコンビとの
連係を確認した。
「違和感はまったくない。カバリングも的確だったし…あとは、前にいき過ぎるところだけを注意すれば」と感想を口にした。
先発となる2人りとも今季初先発に高桑が声とジェスチャーでリードするつもりだ。

■2006.06.14 サンスポ東北版より
仙台GK高桑、川口のポジショニング学びJ2戦線に生かす!

J2ベガルタ仙台は13日、宮城スタジアムで攻守の連係確認を中心に調整し、GK高桑大二朗(32)が
シュートへの素早い反応で好セービングを見せた。前日(12日)のドイツW杯で日本は豪州に1−3で敗戦。
高桑はGK川口能活(30)の飛び出しで同点にされた場面を「前に出るタイミングの難しさ」と分析。
先の国際親善試合(5月30日、VSドイツ)から“最終ラインの上げ下げ”を学んだ守護神が、
今度はGKの動き出しを再認識し、J2戦線に生かしていく。

攻撃連係確認で次々に放たれるシュートに横っ飛びとパンチングで反応する。GK高桑が必死の形相でゴールを阻止。
前節7日に行われた東京V戦(国立)で“イヤな”負け方をした悪夢を振り払うかのような動きでボールに立ち向かった。

「負けは負け…、もう完全に切りかえました。
(センターバック2人が代わる)次の試合に向けて連係確認はこれからしっかりやります」

高桑の言葉に迷いはなかった。
PKでの不可解判定もDF木谷ら2人の退場劇も、守護神の気持ちの中では整理をつけていた。
あるのは今節17日の札幌戦(仙台)で勝つための準備だけ。32歳のベテラン守護神。
それでも学ぶことに関してはまだまだどん欲だ。

昨日(12日)のドイツW杯「日本VS豪州」を自宅で夫人の真智子さんと観戦。
それまでスーパーキャッチを連発し、無失点の立役者だったGK川口。
だが後半39分に犯した小さな“判断ミス”を高桑が「あの飛び出しは…いかない方がよかったかな」と分析。
1つのミスが試合を流れをも変えてしまうサッカーの怖さをあらためて学んだという。

ヴィトールGKコーチは“密集の中には飛び込むな”が持論。確かに微妙で難しいタイミングだった川口の判断だが、
世界が相手だと小さなミスでも確実についてくる。

5月30日。W杯開幕直前に行われたドイツとの国際親善試合。
高桑は最終ラインの上げ下げを課題に上げ、仙台の戦い方にも生かしていく決意を示した。
今回はDFではなくGKそのもの。前に出るタイミングを、もう一度確認していく。

「試合を見ていてカミさんに『まるで仙台戦を見ているみたい』と言われました…」

高桑がつぶやいた。試合終了直前の失点を“ベガルタシンドローム”とサンタナ監督は嘆いたが
その心配も封印してみせる。元日本代表GK高桑がW杯に学び“0封”をめざす。

■2006.06.14 日刊スポーツ東北版より
怖さ感じた…高桑W杯敗戦学び仙台勝利へ

 J2仙台は13日、宮城スタジアムで一般非公開の練習を約2時間行った。
12日のドイツW杯日本対オーストラリア戦をテレビ観戦したGK高桑大二朗(32)が、日本の失点シーンを振り返り、
あらためてサッカーの怖さを感じた。
日本の初戦は残念な結果に終わったが、4年前の日韓W杯でトルコに敗れ去った決戦の地・宮城スタジアムで
次節札幌戦の完封を宣言した。

 1点リードして迎えた後半。
高桑は自宅のテレビで妻真智子さん(28)と一緒に「ペースも握っていたし、1−0で勝つと思ってた」と
安心して観戦していた。だが、後半39分の「事件」に高桑は凍り付いた。
GK目線で試合を見つめていた高桑が、GK川口の判断ミスからの失点に口を押さえた。
「川口はボールに触れると思って、飛び出したんだと思う。あそこは勇気を出して待たないといけなかった」と悔やんだ。

 それまでスーパーセーブで、何度も日本のピンチを救った川口。
だが、たった1度の判断ミスで試合の流れ、そして勝利をも失った。たった1プレーの怖さ…。
「自分のことのようにショックだった。あのミスが結果的に、全員に迷いを与えてしまった。
明日は我が身じゃないけど、逆に勉強になった」と高桑は、GKのプレーの重要さをあらためて知った。

 あと6分守りきれば日本の勝利だった…。5月の札幌戦から続いたベガルタシンドロームとも呼ばれた、
試合終了間際での失点。この一戦は、一時の仙台の戦いに酷似していた。
まさかの展開に高桑は言葉を失ったが、それ以上に妻真智子さんの一言が胸を打った。
「こういう(失点)のは、見ている方も悔しいんだよ。ベガルタのサポーターも、今と同じ悔しい思いをしてるんだよ」。
日本の敗戦を目の当たりにし、さらに愛妻の言葉に、高桑は我に返った。
戦っている本人たちはもちろんだが、サポーターの悔しさも半端じゃない。
高桑は、この1戦でサッカーの怖さ、そして支えてくれるサポーターの気持ちを心にインプットし直した。

 2000年、日本代表GKとしてプレーした高桑。
中沢、小野ら当時一緒に戦ったメンバーが、今ドイツで苦しい状況に追い込まれている。
かわいい後輩たちに高桑は「オーストラリア戦のことは、全部忘れた方がいい。
あきらめないで、気持ちを切り替えて次のクロアチア戦に向かって欲しい」とメッセージを送った。
自分が戦っているかのように見守った日本戦から多くを学んだ高桑。
後輩たちのプレーが、J2で戦う高桑の闘志に火を付けたのは間違いない。

■2006.06.08 河北新報より
高桑、怒りあらわ

 2度のPKセーブを不正な動きと判定された高桑。
「J1時代からこのタイミングで飛んでいる。そうじゃなきゃPKは止められない」と怒りをあらわにした。
 大野のキックは2度とも左のコースをついたが、実に見事なセービングだった。
「前半のシュートからコースは読めていた」という。それだけに判定は納得がいかない。
「あれで試合にならなくなった。お金を出して見に来てくれたサポーターに本当に申し訳ない」と悔しそうに語った。

■2006.06.08 サンスポ東北版より
前代未聞、PK2度やり直し

疑惑は後半25分、仙台DF木谷のペナルティーエリア内でのタックルが得点機会阻止とみなされ、
一発退場でPKとなった点が発端。

そのPK1度目。GK高桑が横っ飛びし、止めたと思われた瞬間、線審のフラッグが上がりやり直し。
2度目は最初と同じような軌道を描いたボールを高桑が再度好セーブ。また線審がフラッグを上げ、やり直し。
前代未聞の2度のやり直しに、仙台サポーターから「ヤオチョウ!ヤオチョウ!」の怒声。
関係者は高桑の足が動いたという指摘。

これに関連しMF村上とGK高桑、FWボルジェスが線審への異議でイエロー。
ベンチにいた控えGKの小針が審判を侮辱とされ退場。わずか6分間に5枚のカードが出た。

仙台側は、Jリーグへの正式提訴を視野に検討する方針。試合後、仙台側がマッチコミッショナーに説明を求め、
視察に訪れていたJリーグの鬼武専務理事もアクションを起こす可能性も出た。

GK高桑、PK判定にぶぜん

仙台GK高桑は2度のPKやり直しと判定されたプレーについてぶぜん。
「2本とも同じタイミングでした。J1だったときもあのタイミングで跳んだんですが…。
もちろん納得はいきませんが、それよりもサポーターに申しわけない気持ちです」と唇をかみしめた。

■2006.06.05 河北新報より
J2ベガルタ戦士も熱視線 W杯サッカードイツ大会

◎GK 高桑大二朗/知り合い多く楽しみ

(1)ブラジル。アフリカ勢にも注目
(2)ドイツ戦のようなサッカーをすれば1次リーグ通過
(3)レーマン(ドイツ)

 代表の時に一緒だった(川口)能活、楢崎(正剛)、鹿島時代のチームメート柳沢(敦)ら知り合いが多いので
楽しみ。自分がその舞台に立てないのは悔しいですが…。

 2002年日韓大会の時、GKの動きを見るためにゴール裏の席を取って、イタリア―クロアチアを見に行きました。
ブッフォン(イタリア)の動きは素晴らしかった。

 日韓大会の決勝戦ブラジル―ドイツも印象深い。カーン(ドイツ)がミスしたのを見て
「ああいう選手でもミスをするのだ」と実感しました。

■2006.06.04 サンスポ東北版より
GK高桑、久々の0封

GK高桑が徳島に放たれた12本のシュートをがっちりキャッチし、“0封”勝利に貢献した。
無失点試合は4試合ぶり、無失点勝利は8試合ぶりになるが
「常に無失点は意識しているが、久々の無失点はチームとしてもよかったと思う。
こういうゲームで勝てたのはチームとして成長しているということ」とキッパリ。
もちろん守護神は次節の東京V戦も無失点勝利を目指す。

■2006.06.03 徳島戦後コメント 
「とりあえず、勝てたことに喜びを感じています。
(0‐0の時間がしばらく続いて)相手も8人で守っていたので、こっちとしてもすごくやりづらかった部分があるんですけど、
最後まで諦めずに1点を取りにいったことが、勝利につながったと思います」

Q:守備では4試合ぶりの無失点となったが。

「常に0でいこうということはDF陣を含めて一緒に言ってたんですけど、今回本当に久々に0で抑えられて、
チームとしても勝利につながったので、すごく良かったんじゃないかと思います」

Q:終盤の失点が続き苦しんだ時期から、一転して今日の勝利で3連勝。チームとして勢いが出てきたのでは?

「失点も、セットプレーからのものが多かったんですけど、その辺も修正されつつあるので、
今後もいい方向に進むんじゃないかと思っています」

Q:次節の東京V戦に向けて抱負を。

「前回の対戦はホームで3‐0と勝っているので、多分相手もすごく気合を入れてくると思うんですけど、
そこで今のような試合をしていれば、絶対負けないと思うので、後ろは0で抑えて、あとは点を取ってもらうということで、
今の仙台のサッカーをしていれば絶対勝てると思っています。このままの勢いで行きたいと思っています」

Q:おとといがロペス選手の誕生日ということで、試合後、サポーターからアフロのかつらが投げ込まれ、
選手みんなでかぶってロペスの応援歌に乗って踊っていたが。

「勝ったら恒例になりそうでちょっと怖いんですけど(笑)。まぁ、でもいいんじゃないかなと思います。
サポーターと一緒に勝利を分かち合えるというのは、本当に一体感があって、いいのかなと思います」

■2006.06.01 サンスポ東北版より
日本代表に学べ!ベガルタ・シンドローム克服できる

J2ベガルタ仙台は5月31日、泉サッカー場でセットプレー確認中心に調整し、GK高桑大二朗(32)が
ジョエル・サンタナ監督(57)の指示で最終ラインの“上げ下げ”を徹底した。
国際親善試合「日本VSドイツ」(30日)でセットプレーから喫した2失点を参考に、“W杯に学べ”だった。
今季11失点中セットプレーからが5失点という弱点克服へ新たな方策をとった。


セットプレーの練習でいつもと違うものがあった。徹底的な守備と攻撃の戦術確認。
最も時間を充てた守備確認ではGK高桑が、最終ラインの上げ下げとポジショニングを大声で指示した。

「あのシーンは…仙台の失点シーンと同じような感じだった。“あれぐらい深いとやられる”、それが監督からの指示でした」

練習を振り返る高桑の声に熱がこもっていた。
そのシーンとはほとんどがこの日、テレビで見た「日本代表Vsドイツ」戦で、後半31分、35分にセットプレーから
失点を許し同点にされた場面だ。得失点シーンだけをダイジェストで観戦したという高桑。
最終ラインの上げ下げに問題があったのは明白だった。

サンタナ監督は、この試合の失点シーンを引き合いに出し、さっそく試合形式の練習で高桑に最終ラインの
ポジショニングを指示。最終ラインを上げることで、セットプレーの失点を減らす策。
監督がロスタイムで失点続きを“ベガルタ・シンドローム”といったが、時間に限らずディフェンスを固めたいのは
当然のことだ。

今季仙台はここまで11失点でリーグ2位。悪い数字ではないが、そのうち5失点がセットプレー絡み。
弱点の一つに挙げられ、改善したい部分。指揮官の意図ははっきりしていた。

3日の徳島戦(仙台)でもセットプレーが、勝敗を分けそうな気配だ。徳島はFWジョルジーニョ、MF片岡が負傷離脱。
MF秋葉が出場停止で主力3人が出場できないが、その状況でも高桑に油断はない。

■2006.05.27 サンスポ東北版より
GK高桑、セットプレーを警戒

GK高桑がこの日の紅白戦で最終ラインと連係を深め、最後まで控え組に失点を許さなかった。
「鳥栖は(現在7得点の)FW新居にケアが必要だ。ここ数試合、セットプレーでやられているんで、
マーク確認の徹底が必要になる」と鳥栖戦を前に気持ちを刷新。
苦手のアウエー鳥栖戦だが“0封”勝利でチームをふたたび連勝街道に導く決意だ。

「セットプレーではニアに合わせられると厳しい。とくにFW羽地なんかは…ヘッドが強い。
十分なケアが必要になるはずだ」

2試合連続での5得点勝利。だが、その影で1失点ずつも事実。
8試合ぶりの“0封”勝利を確実にモノにする−。代表に学び、高桑が実戦する。

■2006.05.25 サンスポ東北版より
サンタナ魂注入、GK高桑に指揮官が直々指導

J2ベガルタ仙台は24日、泉サッカー場で守備フォーメーション確認を中心に調整し、GK高桑大二朗(32)が
身ぶり手ぶりで最終ラインを統率した。ここ5試合で6失点と“失点増加傾向”にあり、ジョエル・サンタナ監督(57)から
直々にアドバイスを受け、必死にボールに食らいついた。28日のサガン鳥栖戦(鳥栖)を無失点に抑えるために
万全を期すつもりだ。

いつもより大きなGK高桑の声がピッチに響いた。「マーク!マーク!」。
守備陣を鼓舞したのは、自分も含め失点続きのチームをかえようとしたからだ。

「監督からの指示は、『サイドに対してマークを徹底させろ』と『中央を空けさせるな』でした。
ラインの上げ下げも見たかったようです」

GK高桑が練習をこう振り返った。この日のフォーメーション確認では、高桑の背後、ゴールポストの内側に
指揮官自身が陣取り、鋭く眼光を光らせた。ここ数試合続く見逃せないマークミスの解消を求めたのだ。

開幕して16試合で10失点はリーグ2位と及第点だが、ここ5試合で6失点は明らかに不安材料。
そのうち5失点がセットプレーからで、高桑自身も「セットプレーでのニアの対処法が課題」と指摘していた。
前節20日のホーム草津戦、6日のホーム湘南戦のFKからの失点はすべてニアサイドから、だった。

具体的にはMFロペスと高桑の間のスペースにほうり込まれたボールをどう処理するか。
もっといえば、ロペスのポジショニングをどう生かすかということだ。

「マークの明確化を徹底する。自分の指示出しが甘かった…」

背後からのアドバイスに失点シーンを反省した高桑は、迎える28日のアウエー鳥栖戦で、問題をクリアし
“0封”して勝つ構えを見せた。

■2006.05.21 サンスポ東北版より
GK高桑、好セーブ連発!

仙台のGK高桑が17本のシュートを浴びながら最後まで耐え抜き、何とか1失点に抑えた。
「セットプレーの失点は修正が必要。(1失点ですんだのは)ポストに助けられた…。
ただ、きっかけがつかめるゲームになったと思うし、これで勢いにのりたい」と前を見据えた。
3度あった決定的なピンチでは、横っ飛びでナイスセーブするなど、守護神は相変わらず好調だ

■2006.05.20 サンスポ東北版より
GK高桑は身ぶり手ぶりで選手を鼓舞

GK高桑がこの日のミニゲームで、身ぶり手ぶりで選手を鼓舞。ここ4試合勝ちなしのチームに危機感を抱いた。
「きょう、試合のメンバーだけで集まります。村上キャプテンからの提案でね。
戦う姿勢とか、動き方とか、もう一度確認したいということなんです」とキッパリ。
サッカーの原点に戻って仕切り直し、草津戦からのリスタートで巻き返す。

■2006.05.25 河北新報より
高桑、猛攻防ぎ存在感

 「勝ちに等しい引き分けだと思う」。高桑も満足そうに試合を振り返った。
自陣ゴール前での存在感は相変わらず。堅い守りで横浜FCの猛攻を防いだ。

 千葉の退場以降、チーム全体に守りの意識が出たことがうれしかったようだ。
「外国人選手も積極的に守ってくれた。今までにない粘りが出せたと思う」と語る。
次節も敵地で首位柏との対戦になるが「いい形で入れると思う」と話した。

■2006.05.14 横浜戦後コメント
−途中から10人になりながら0-0という結果でした。

後半の早い段階で千葉選手が退場して、ちょっと苦しい状態でしたけれど、
引き分けで終われたということは良かったと思います。僕は、自分たちのサッカーはできたと思います。

−監督からは「今日の引き分けは札幌戦や湘南戦のときとは違う」というコメントがありました。

そうですね。今日は後半早い段階でメンバーが退場で苦しい展開でしたので、
今日の引き分けは勝ちに等しいと思います。

−今日は高桑選手にも警告が出ました。
ロペス選手に蹴ろうと思っていたんですけど、しょうがないですね。

−終盤に相手の14番の選手のシュートがありましたが、あれには触っていましたか。

いえ、あのポストに当ったのには触ってないですね。

−千葉選手退場後にはボランチが二人というかたちになったのでしょうか。

そうですね。でも前線の選手も今までにないほど守備をしていましたし、今までにない粘りが出来ていたので、
今日の時点では悲観はしていないです。
逆にこのままの勢いで柏に乗り込めるということはいいことだと思います。これから期待していきたいです。

−千葉選手退場に伴うメンバー変更にも対応できそうですか。

そうですね。それも想定して紅白戦も監督がよく考えながらやってくれているので、メンバーが替わっても大丈夫です。

■2006.05.14 横浜戦前コメント
ここ2試合を冷静に振り返ると、一人一人の時間の使い方に問題があって、
最終的に相手に対してのマークを欠いた場面がありました。
自分も指示を出してアグレッシブに行く時は行き、時間の使い方も改善していきたいと思います。
セットプレーの守備も千葉・白井・木谷選手達と話し合って確認しました。
相手はまとまったチームなので、いかにして崩せるかというのは一人一人の力にかかってくると思います。

■2006.05.12 サンスポ東北版より
DFと連係強化にGK高桑手応え

仙台のGK高桑がこの日に行われた守備の戦術確認で最終ラインとの連係強化を図った。
両サイドの追い込みなども確認し「最終ラインの上げ下げと、両サイドバックの守備の確認をしました」と
手応えを感じ取った様子。ただ、昨日の横浜FCVs東京V戦をテレビで観戦し
「いやらしいチームだね。アウグストのクロスにはケアだ」と警戒感を示した。

■2006.05.11 サンスポ東北版より
仙台GK高桑、代表戦に学ぶ失点しないための4カ条

J2ベガルタ仙台は10日、泉サッカー場で試合形式の練習を行い、
GK高桑大二朗(32)が大きな声と身ぶり手ぶりのコーチングで選手を鼓舞し、控え組を“0封”した。
ロスタイムとセットプレーでの失点が課題だが、高桑は前日(9日)に行われた『日本Vsブルガリア』の
ロスタイムでの失点を引き合いに出し、「代表戦に学ぶ失点しないための4カ条」を提言。
今後、同じミスを繰り返さない決意を示した。

ゴール前で立ちふさがる守護神・高桑の顔つきが違った。左右から放たれるFKとCKをパンチングで阻止する。
泉サッカー場を包んだ濃霧の何のその軽快さだった。

ここ2戦、ロスタイムに追いつかれドロー。勝ち点4を失ったような重さに、守護神の表情が明らかに変化し、
前日(9日)の『日本代表Vsブルガリア』から、吸収することもあった。

「ロスタイムの失点は何かウチと似てますね。代表であれはまずいと思いますが…」

自宅でテレビ観戦して感じたことを高桑が素直に話した。
試合終了寸前で勝ち越されてしまう悪夢を、元日本代表GKの高桑が現在の仙台と重ね合わせた。

2度あることは3度あるとよくいわれる。どうすればいいか? 
高桑は、自分自身のことばでロスタイムに失点を防ぐ方法を表した。つまり『失点しないための4カ条』だ。
それは、
〔1〕時間の使い方を工夫する 
〔2〕ラインを深くしすぎない 
〔3〕瞬間、瞬間のマーク確認の徹底 
〔4〕終了間際の対人への気迫、だ。

リードした場面で迎えるロスタイムでは、相手がアグレッシブにくるのは当然のこと。
ならば、相手陣内コーナーフラッグ付近でボールをキープ、ラインを上げて押し込まれないようにする、
パワープレーでくる相手のマークを徹底するなど、相手よりさらにアグレッシブにいくことで失点を防ごうというわけだ。

「アウエー2連戦は無失点…。これ以上、サポーターをがっかりさせたくないし、3度目の正直ということです」

高桑が決意を込めた。横浜FC、柏と続くアウエー連戦。
いきなりの上位対決で無失点勝利で正真正銘の“奪首”。それが高桑の願いだ。

■2006.05.05 湘南戦前コメント
「前回湘南と当ったときは負けてしまって、順位を落として苦い思いをしたという感じです。
今度は是非リベンジして、結果を残して、そこから波に乗っていけるようにしたいと思っています。
監督の話にもありましたけど、チームは9試合負けていなくて、失点も5と少なく、状態は充実しています。
みんなが向上心を持っているから、それがチームとしていいプレーを生んでいるように思います。」

■2006.05.05 河北新報より
高桑、零封での雪辱誓う

 高桑が湘南戦で3試合ぶりの零封を狙う。
「前回は負けて順位を落とし、苦い思いをした。今度はリベンジして波に乗りたい」と、意気込みを語った。
 札幌戦翌日の4日も練習で軽快な動きを見せ、調子の良さをアピール。
「9試合負けなしで失点も少なく、すごく充実している。向上心が良いプレーにつながっている」と笑みを浮かべる。
 終了間際に同点に追いつかれて後味の悪かった札幌戦から気持ちは切り替わっている。
「ビトール(GKコーチ)に、負けたわけではないから忘れてしまおうと言われて、吹っ切れた。次に向けて集中できている」
と前向きだった。

■2006.05.04 サンスポ東北版より
GK高桑、1戦1戦大事に

仙台のGK高桑が第2クールに向け、気持ちを新たにした。
札幌戦はドロー決着で、第1クール最終戦での首位取りは失敗したが
「第1クールは上位にいるし昨年や一昨年とは全然違う。1戦1戦、取りこぼさないように大事に戦っていく」と前向き。
失点もわずかに5で、この日の札幌戦で今季初めて“流れ”の中から失点するという鉄壁守備に
手応えを感じ取っている。

■2006.05.02 サンスポ東北版より
昨年は悪夢の逆転負け…高桑リベンジだ

GK高桑がこの日の紅白戦でも、最終ラインや中盤への的確な指示出しで守備陣をまとめ、
控え組に得点を許さなかった。
「(6試合連続で途切れた)無失点記録はまた作ればいい。
札幌の池内には苦い思い出もあるが、このままの勢いでいきたい」とキッパリ。
昨季8月13日、厚別で行われた札幌戦。
1−0のリードから後半37分に同点、同40分にはDF池内にヘッドを許し悪夢の逆転負け。
そのリベンジへ、高桑が燃える。